押忍、玉置 寛明です。

撮影は、写真だけの撮影の日と、映像のための撮影の日に分けて、別々の日に行われました。

初日、自分はプロの方に撮影してもらうなんて経験はもちろん初めてでして、最初の内は、照れたり、心が動揺して、落ち着きませんでした。いや最後まで実は恥ずかしいことは恥ずかしかったのですが(笑)
大原さんに言われるままに、ギターの位置や、首の角度を微妙に変えたりしながら撮影してもらっていますと、たまにこんな感じと見せてもらえます。
そこには、あくまで自然ながら、確かにどこか普段自分では気付かない雰囲気をまとった自分が写っており、ああ、これはお任せしてたら大丈夫だ、良い写真になるに違いない、と少しずつ僕も自信を持ってポーズを取っていったことを思い出します。

そ れから、なんと言っても、第一の撮影場所と決めていた神戸港の突堤が最高に気持ちよい場所でした。港をぐるりと見渡せるし、ほとんど人も来ず、静かなのです。
探検気分で見つけた場所でしたが、まさに穴場。

そして最後に映像のことをひとつ。映像撮影の日、僕は風邪気味で残念ながら本調子ではなかったのですが、この日こそ、本当に大原さんの言われるとおり(それもなかなかうまくいかないのですが)無心に撮影に臨んでいました。だからあまり覚えていません。でも、完成した動画を見たとき、僕の歌の世界を広げてもらえたと感じ、やっぱり大原さんにお任せして良かったなあと思ったのです。